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ZZGG BOX - ハピメア 【体験版】
2月作品ようやく3本目を終わらせました。
というか、3月作品の発売日までになんとか終わらせました。
今日から向日葵の教会と長い夏休みをやるためにw【感想など】結論から申しますと、おもしろかったと思います。
シナリオ、テキスト、グラフィック、役者さん、音楽、システムあらゆる方面で満足しました。少し中だるみがないかといえばウソにはなりますが、
夢の中が日常化した空気は感じられましたし、
おかげで
夢なのか現実なのかという境界があいまいにさせられました。
題材や、展開については特に目新しいモノではないんですけどね。
夢の中の夢とかだと、多少違うのですが、映画で
「インセプション」というのがありましたし。
少し納得できないオチとあり方も、すでにほかの作品でも(森崎先生の作品も含む)既出ですが。
それでも、総合力の高さはこの作品がトップクラスなのは間違いないかと。
一つ残念なのは、自分は舞亜が大好きですが舞亜√というのがオマケ程度にしか存在しないことです。
どうせ、悪夢に堕ちるのであれば途中の展開をしっかり残してほしかったのですが、、、
個別√の展開の仕方が共通√と被っている上に舞亜の選択肢が少ないため、
他のヒロインの選択肢上を通過していかなくてはならないので、スキップで盛大に飛ばされるという。
で、完全個別√に入ってから舞亜の事を掘り下げるものもないというか、
舞亜自身を夢に落とす必要がないため、あっさり終わるという。
透が夢に堕ちるだけなので仕方ないんですけどね。
もうすこし、幸せな舞亜が見たかったです。
ということで、
攻略順が結構重要です。
まあ、わかりやすいと言えば分りやすいのですが、
ただ、舞亜と有栖に関してほかの方と自分は意見が逆のようです。
景子⇒弥生⇒咲⇒有栖⇒舞亜という順番が自分としてはオススメです。
ネタバレ度の順だと舞亜⇒有栖なんですけど、
舞亜√への突入の段階で有栖への分岐と同じ道を通らなくてはならないので、咲に舞亜をやってしまうと、有栖√がスキップだらけで飛び飛びになってしまうので。
それと、舞亜√自体は他と関係なく初めからわかりきってる結末ですし。
ここから
ネタバレEDに関しては個別EDのほかに、バッドED、ノーマルEDにトゥルーEDがあります。
ノーマルとは言ってますが明らかにバッドEDですけどね。
個人的にはむしろバッドEDの方がマシです。
最初はまあ、生きてるなら。。。と思いましたけど、
トゥルー√やった段階で、ああ、そういうことか。と、背筋がゾクッとしました。
うん、ノーマルED迎えるくらいなら、バッドEDの方がマシですね。
それと、
激しくネタバレですが、ここからは完全にプレイ終了後の感想です。夢の話だけに、あるかなと思ってましたけど、案の定夢オチ。。。
なんでしょうね、このひんやりとした空気。。。
いやさ、無理にパラレルワールドを一つにつなげることないと思うんですよ。
エロゲってそもそも、IFの世界を楽しむものですし。
そのIFをシナリオ上で無かったことにされてしまうのって、むなしさが残るだけなんですよね。
コレ、森崎先生はリバコロでもやってますよね。
今までのはシステムアズライトが見せた有りえた世界のシミュレートだと。
これだけはいただけないな~と思うんですけどね、
まあ、ほかの作品でもよくあることではあるんですけどね。
ただ、その有りえた世界はパラレルワールドとしてあった世界にしておいた方が、
プレイヤー側としてはありがたいというか、夢を壊されないで済むというか。
自分のプレイした作品だと、
ユニゾンシフトさんの「Flyable Heart」のように並行世界としてあったこととして扱ってくれた方が、
気分いいんですけどね。
あと、透に愛が無いと言っていたシーン割とダメージ受けましたね。
なんというか、心当たり有るというべきでしょうか、
恋愛ごとは大好きですが、いざ現実になると自ら誰かを好きになるとかできませんし。
なら、自分の事を好きな人と付き合えばいいかなとか、
で、結局ダメになるという繰り返しで、挙句にエロゲに逃げてる最中なので(苦笑)
この作品の一番の好きなシーンは、
透が舞亜と決別するシーンです。
ま、結局あそこまでしてもダメなんですけどw
ただ、あのシーンは何度みても泣いてしまいます。
大好きな人と永遠に別れなくてはいけないというのは、ホントツライですからね。
なんだかんだで、こっちのトラウマまで刺激してくれましたね、舞亜たんわ。
最愛の人との死別というのが原点になっているため、常に一定の暗さを保つこの作品ですが、
夢という設定のおかげでそこまで悲壮感たっぷりなわけでもないという。
ファンタジーと哀愁がうまく混ざり合った、素敵な雰囲気の作品だと思います。
全然まとまってないけど、そろそろ三月作品を買いに行きたいので、この辺でw
≪了≫
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